韓国観光、江南スタイル

GANGNAM--(Korea Newswire)--Q:韓流の成功の要因は?
A:初めの時期、韓国の政府が韓流の正体が把握できず、関与をしなかったから。
知り合いから聞いた笑い話だ。

世界観光市場で不毛の地と言われていた大韓民国の観光産業に大きなパラダイムの変化が感知されている。外来観光客の立場から見て、韓国は経済大国の日本や歴史の国と言われる中国のような隣国に比べ、どうしても認知度の低い、これという大した特色を探せなかったのも事実である。世界観光機構( UNWTO, Tourism Highlights 2011)によると、2010年9億名だった世界国際観光客の数が2020年には16億名に達すると言われている。そして、アジア太平洋地域は2億名から4億名に2倍以上増加し、ヨーロッパに次ぐ大きな世界旅行市場となる見込みであると言う。世界観光産業とアジア太平洋地域の爆発的な国際観光客の数の増加という好機と共に大韓民国にはマンモス級の好機が到来した理由がまたもう一つある。

21世紀に入り、大韓民国に対する視覚や固定観念が大きく揺れ動き、世界観光客にとって韓国は一度は訪ねてみたい国として認識され始めた。このように行っても行かなくてもどうでもいい国からいつかは是非行ってみたい国に変わった根本的な力の元は何だろう。それは“韓流”である。

韓流の成長は全世界人達に韓流の国、大韓民国に行きたい欲望を持たせた。知られたとおり、南怡島(ナンイソム)に代弁される韓流観光の始まりは公演、ドラマ、背景地、韓国食体験など多様な見物、食べ物、ストーリを提供した。
即ち、ドラマから始まった文化商品が視聴者にとってドラマの中の主人公が住む国に行って見たいという欲望を引き起こさせ、このような欲望を“ワンソースマルチユーズス(One source multi use)観点から様々な商品と見物、食べ物、楽しむものとして発展した。

しかし、文化体育観光部が実施した2011年外来観光客の実態調査によると、相変わらず韓国を訪問している外国観光客の訪問地域が首都圏(ソウル79.9%、京畿道23.8%、重複応答)に集中されている。ソウルの中でも明洞(ミョンドン)、東大門市場(トンデムンシジャン)、南大門市場(ナンデムンシジャン)、故宮、南山など江北に偏っている様相を見せている。観光地の多角化のために絶えなく努力を重ねて来たとは思うが、今もソウル江北という偏狭性から離れないままでいる。

それで、文化体育観光部と韓国観光公社は、観光地の多変化のため、様々なプロジェクトを備え、その内大韓民国のブランド中心地である“江南”を観光地として活性化させるため、様々な努力を行っていると知られている。しかし、未だに可視的な成果が見えない状態である。

最近、“江南”と連関された興味深い文化現象が韓国を乗り越え、全地球的な関心として注目を浴びている。軍隊に二回も入り、様々な事件·事故が誰よりも多かった自称B級(?)歌手であるサイの‘兄ちゃんは江南スタイル’のミュージックビデオがユーチューブで3000万件の照会の数を超え、初めて照会の数1位を記録している。CNN, ABCなど外国のマスコミがB級ミュージックビデオに至大な関心を見せ、“江南What does it mean?”と言いながら江南を全世界人が好奇心を持って見守っている。アメリカのタイム誌は、江南を韓国のビバリーヒルズ(Beverly Hills of Korea)のような所だと描写している。

今のような江南についての好奇心と関心は、我々の対処能力によっては江南を一つの観光資源として十分に活用できると思う。江南には2大エンターテイメント企画会社(SM, JYP)と狎鷗亭のロデオ街、淸潭のブランド街、コエックス、新沙洞の街路樹街、そして蠶室ロッテーワールドのようなブランド観光名所がある。江南が大韓民国のブランドのメッカ。流行の一番地という事実が外国の観光客にアピールされると韓国の観光産業に大きな波長をもたらすと確信する。文化体育観光部と韓国観光公社が数十年にかけて叶えなかった事を一人の歌手がしていて、韓国観光に‘江南スタイル’という新たな歴史を書いている。
参考にサイ(本名パク·ジェサン)は、2007年の韓国観光広報大使として委嘱された。

韓流研究所長 韓九鉉

Website: http://www.haanryu.com

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